うどんの原材料は、小麦と塩と水。小麦は、全粒粉うどんのようなもの以外は、ほとんどが精製されたものです。
精製された小麦は、表皮、胚芽などの、ビタミン・ミネラル・食物繊維がたっぷり入っている部分を削ってしまっています。また、残った炭水化物部分は、ブドウ糖が短いユニットでつながっているため、血糖値が急激に上昇しやすいものです。ですので、食べたあと、急激に血糖値があがり、それをおさえようと細胞は大慌てでブドウ糖をとりこみ、ついつい取りすぎてしまうため、血糖値が急に下がってしまう・・・という血糖値が安定しないよくない状態になってしまいます。
これは、精製された白米、砂糖、白いパンでも同様です。
では、何を食べたら良いのでしょうか?
タイトルにあるように、うどんと蕎麦なら、蕎麦を選びましょう。
蕎麦は、蕎麦粉とつなぎ(小麦粉、長芋・山芋、鶏卵、こんにゃくなど)と水でできています。蕎麦粉8:小麦粉2の割合が有名ですね。
蕎麦粉は、製粉の度合いにもよりますが、胚芽・胚乳・表皮など含んでいますので、ビタミン・ミネラル・食物繊維が含まれています!
ランチで、麺類が食べたいなあと迷ったら、ぜひ蕎麦を食べるように心がけてください。
ちなみに、海外では、全粒粉うどんやパスタ、マカロニなども良く売っています。どれも、歯ごたえがあり、噛めば噛むほど味わい深いです。日本でも、オーガニックショップなどでは見かけますが、もう少し身近になるといいなあと思う、今日この頃です。