うどんと蕎麦のお話を前に書きましたが、今日はパンに注目したいと思います。
パン、皆さん大好きですよね?気軽に食べられるし、パンやさんから、パンの焼ける匂いがすると、つい買ってしまうのではないでしょうか。
日本に売られているほとんどのパンが、精製された小麦を使ってできています。
精製された小麦は、表皮、胚芽などの、ビタミン・ミネラル・食物繊維がたっぷり入っている部分を削ってしまっています。また、残った炭水化物部分は、ブドウ糖が短いユニットでつながっているため、血糖値が急激に上昇しやすいものです。ですので、食べたあと、急激に血糖値があがり、それをおさえようと細胞は大慌てでブドウ糖をとりこみ、ついつい取りすぎてしまうため、血糖値が急に下がってしまう・・・という血糖値が安定しないよくない状態になってしまいます。
しかし、全粒粉は、小麦の表皮・胚芽・胚乳をすべて粉にしたものですので、ビタミン・ミネラル・食物繊維が含まれています。(薄力粉と比較して3倍程度の食物繊維や鉄分を含みます。)
ですので、パンも、全粒粉を使ったものを選ぶと良いでしょう。写真の右下にあるようなパンです。
ただし、スーパーなどで売っている全粒粉配合パンは、添加物も多いので注意。
我が家では、ホームベーカリーで、強力粉に全粒粉を混ぜてパンを焼いています。
写真は、茹でとうもろこしを混ぜたパン。焼きたてはとてもおいしいです。もちろん冷めても・・・