7つの習慣で有名なコヴィー博士は第三の習慣「自己管理の原則:重要事項を優先する」
の中で時間管理のマトリックスについて説明しています。
第一領域:重要&緊急(締切のある仕事、クレーム処理、病気や事故、危機や災害など)
第二領域:重要&緊急でない(人間関係づくり、健康維持、準備や計画、リーダーシップ、勉強や自己啓発、品質の改善など)
第三領域:重要でない&緊急(突然の来訪、多くの電話、会議、報告書、無意味な接待やつきあい、雑事)
第四領域:重要でない&緊急でない(暇つぶし、だらだら電話、インターネットサーフィン、多くのテレビ)
そして、人生でも仕事でも効果性を高めるには「重要・緊急でない」第二領域の活動が大事だが、そこに多くの時間を費やせないでいるのが多くの人の現状なのである。
と述べています。
ここでは、健康維持は第二領域です。
私の場合、それが第一領域(病気)に来て初めて、健康維持についてしっかりやるようになりました。。。
もし第二領域として取り組んでいれば、病気になることもありませんでしたし、無駄な時間やお金を使うこともありませんでした。
さらに、病気になったことで不安になったり、気持ちが沈んだりすることも無かったでしょう。
そうは言っても、人間は第二領域の事に時間を割くのは難しい様に出来ています。
無理をする必要はありませんが、1日10分でも、自分の体や心について見つめ直す時間をとってみてください。
それは、TVを見る時間や飲みに行く時間を少し節約すれば作り出せる時間です。
電車の中で居眠りをする時間を、少し、自分の心や体について、どういう状態なのか気遣うところから始めてみて下さい。